一花 感想

 

五月 感想 - Rinda9v

 

一花√見てきました。全体を通して大きな起伏はなく単体で見たときにすごく面白いストーリーというわけではなかったけれど、一花・二乃・三玖あたりは原作であらかたやりつくして負けた部分があるので、ifストーリーとして一番にイチャイチャを見せる方向性なのかなと思いました。また、前周に見た五月との違いが顕著に出てて面白いなと思いました。

 

五月見たときに「風太郎に選ばれた時の引っ掛かりを解消する」ことがテーマにあるのだろうなと書きましたが、一花が周囲を騙してヒロインレースに勝とうとしたことは流石に特大ガバすぎたのか直接語られることはありませんでしたね。あれはグリグリされるとあまりに痛い傷跡だし、一花のファンも勘弁してほしいポイントだと思うので。

ただ、なかったことにするなんてことはなく、シナリオの端々から「これで勘弁してください」的なところがあって、そこは面白いなと思いました。

具体的には、

・一花が風太郎の告白を受けて「風太郎くんおかしいよ」と反応するくらい自分が選ば  

 れることはないと思っていた

・元々の関係性はあるにせよ、二乃と三玖が若干納得いってないように見える

 特に二乃は「今更2人の関係に文句があるわけじゃないけど──」というセリフがあり、負けるにしたってよりによって一花に!?!? くらい思ってたのかもしれない

 

あとは一花が倒れて1日看病することになることですかね。本編でも一花は風太郎への気持ちを一人で抱え込みすぎた結果嘘をつくようになったと記憶していますが、今回は仕事を抱え込んだ結果として体調を崩すことになります。一花は自分の責任だから皆は予定通り旅行を楽しんでほしいと言いますが、結局「一花が心配だから」と早々に帰ってきて一花と時間を過ごす。本編で真っ先にヒロインレースから脱落してしまった一花を想起させておいて、今度は姉妹全員で支えていく。この流れが一花シナリオで一番良かったと思いました。ここまでやってもらっちゃ文句言えないですよね。

五月と比較して、五月の時には他の姉妹は背中を押しつつニヤニヤしてるシーンが多かったですが、一花の時は「ちょっとやりすぎでは……」みたいな反応してるのが面白かったです。

 

次は四葉やります。