小中どっちだか覚えてないんだけど、確か道徳系の授業のことだった。
「親友は多い方がいい? それとも少ない方がいい?」
なんだかよくわからん議題だった。
多い派・少ない派で別れて、理由を聞かれたりした記憶がある。
僕はとりあえず少ない派に入ったのだが、ずうっと「親友ってなんだよ」と思って話を聞いていたと思う。
【親友】
仲がいい友人。うちとけてつき合っている友だち。
グーグル先生のトップに出てきたのがこれである。
ふむ。確かに、この条件であれば親友と呼んでいい人数は増えるだろう。
でも、僕は親友という言葉に特別な響きを感じていたため、なんだか議題自体に首をかしげていたのだった。
つーかなんだよこの議題! 仲いい奴は多い方がいいに決まってんじゃねーか!
なんか深い雰囲気出しといて親友の解釈を聞いてるだけじゃねーか!
はぁ~どすこいどすこい。