五月 感想

「映画五等分の花嫁 君と過ごした五つの思い出」手始めに五月√を見てきました。

 

原作を読んでたのはだいぶ前だしなんなら四葉に決まってからちゃんと読んでないし映画も見てないしでヒョロヒョロの感想になるけどユルシテ。

※ガッツリ内容に触れていきます

 

ざっくりした感想としては、結構ちゃんと作ってるなと思いました。

ヒロインを最初に決める方式だと、観光地に行ってイチャイチャしましたで終わるパターンも考えられますが、このゲーム(少なくとも五月の話)はある程度原作の内容を踏襲したうえで「もし五月が選ばれていたとしたら若干引っかかる部分」についてちゃんと触れて解消しようという意図があるのかな~と感じられました。

 

五月って他の4人と比べてヒロインの面ではあんまり印象に残ってないんですよね。どちらかというと勉強だったり母親のエピソードを担当する物語全体のまとめ役っていう印象が強かったです。だから、キャチコピーの都合上5人の中から選んでくださいという流れにはなったけど、正直五月と一花は選ばれることはないだろうなと思っていました。

ゲーム内でも言及がありましたが、風太郎とは「尊敬できる友人」という関係が収まりよく見えていたので、冒頭で風太郎に告白されて喜びよりも困惑が勝る反応をしたり、付き合った後も本当に風太郎のことが好きなのか悩むシーンがあったりするのは良かったですね。そこらへんは、ゲーム内で出た「私とあなたの恋の形は、これから一緒に作っていくものなのでしょう」というセリフに集約されていると思います。あと、このセリフ見て「あぁ、やっぱ原作では五月と結ばれる√はそんな考えられてなかったのかな」と思いました。

 

少し気になったのは風太郎が結構性格違って見えるところ(特にキス失敗のくだり)だけど、まぁそこは気にしても仕方ないですね。尺の問題もあるし、付き合っといて受け身だとじれったいのは間違いないと思うので。これはゲームの感想とは関係ないんだけど、風太郎は結構好きな方で、恋愛に限らず自分の未熟なところをきちんと認識したうえで「でもわかるようになりたいんだ」って真摯に向き合うところは他のラブコメ漫画の主人公と比べてもちょっと出てる部分じゃないかと思いますね。

 

次は一花行く予定ですが、多分やばいと思います。マニュアルに乗ってるキャラ紹介の文面には「風太郎への想いから姉妹たちを傷づけたことに後悔し、悔い改める」なんて書いてあります。あれマジでビビったから悔い改めて欲しいところです。